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2025年5月7日 第227号
ゴールデンウィーク明けの、ほぼ日通信WEEKLY227号をお届けいたします。今週から実話クイズは新しいゲストをお迎えいたします。マンガ家のタナカカツキさんです。
ここだけのお話
ほぼ日通信WEEKLYだけの読みものです。
~真実のクイズにチャレンジ!
タナカカツキさんの

vol.1
事実をもとにクイズを出題する「実話クイズ」のコーナーです。今週からゲストは、マンガ家のタナカカツキさんです。


タナカカツキ(たなか かつき)
マンガ家。大阪府生まれ。主なマンガ作品に『逆光の頃』『オッス!トン子ちゃん』天久聖一さんとの共著『バカドリル』など。2011年『サ道』を刊行、日本サウナ・スパ協会からサウナ大使に任命される。『サ道』はその後テレビドラマ化。映像作品集に「ALTOVISION」など。カプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。

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──:
カツキさん、ごぶさたしています。

タナカ:
ごぶさたって、ひと言でおっしゃいますけども、いったい何年ぶりでしょうか?

──:
2004年からですので‥‥21年ぶりですね。


タナカ:
21年も経ってる!

──:
21年前、ほぼ日でほぼ新人の頃、私はカツキさんに
芸術家の岡本太郎さんをテーマにインタビューしました。あれからがむしゃらに活動して、ふと顔をあげたら20年経っていた、というのが正直なところです。カツキさんはどんな20年でしたか?

タナカ:
あいかわらず、だいたいはおしゃべりして、まぁ、マンガ家してました。そのことをね、ちゃんと話さないとね。

──:
そのことを‥‥?

タナカ:
長いこと会ってなかったので、話しますね。
マンガ家って、基本的にデスクワークなんですよ。ぼくはコンピューターにも興味あったんで、コンピュータグラフィックスや映像の仕事もしてました。それもデスクワークです。
つまり、みなさんがコロナで体験されるよりかなり早く、リモート生活をはじめていたというわけです。

──:
そうですね、先んじて。


タナカ:
マンガ家としてデビューしてからずっとデスクワークですが、振り返ればデビューする前もマンガは好きで描いていたのでデスクワークです。学生時代の勉強もデスクワーク。振り返ればデスクワークの人生です。
そうなるとね、みなさんよりひと足お先に、体の疾患が出てきました。

──:
疾患!


タナカ:
30代後半だったと思います。ずっと机で作業していたからですね。ほんとに、ずーーーーっと座って、こまかい作業をやりすぎました。マンガ家って、みなさんが思う以上に動かないんです。動いているのは、手首から先、ほんのわずか。消しゴムかけるときも、こんなふうに。



──:
ほぼ動いていないかのように見えます。


タナカ:
こんなふうにマンガ家は、動く世界がむっちゃ狭い。これをやりすぎた結果、まずは腰が悪くなり、次に肩凝り。さらに眼精疲労。そうこうしているうちに体じゅうの皮膚が、ブッツブツになってきました。

──:
ブッツブツ‥‥なぜですか。


タナカ:
じっとしてて、血が体を巡らないからでしょうね。汗もかきません。デトックスゼロ状態です。そうして皮膚までおかしくなり、そのあたりで「ちょっとヤバいな」となってきました。

──:
座りっぱなしの果てには、そういうことが起こるんですね。

タナカ:
ずっと座りっぱなしでいることがね、ほんとに楽しかったんですよ。マンガを描くのも好きだし、映像制作のパソコン作業なんて、超楽しい。ゲームして遊んでるようなものです。「ずっとやっていたい!」と思っていたのに、体は悲鳴をあげました。
ある日、消しゴムかけてたら全身が「ビキーッ」とつりました。痛くてうしろを振り向けないんです。「イタイ、イタイ」といって熱いシャワーを首もとにあててほぐしました。そうするとね、まだ若かったので、すぐ復活したんです。で、仕事をつづけました。すると今度は耳が聞こえにくくなってきました。

──:
たいへんです。


タナカ:
そして足もしびれるようになって‥‥つまり神経痛ですね。「これはダメだ!」と思い、「おそらく筋肉低下が著しいのだろう」と自分なりに考えて、ジムに通い出しました。消しゴムで全身つるって、おかしいでしょ。体がいろんなことを支えられなくなってたんですよ。
そうやってジムで筋トレをすることになったのですが、私は運動でがんばることがめちゃくちゃ不得意なんです。一瞬でやめました。

──:
筋トレは筋肉があまりない状態ではじめるとつらいですよね。


タナカ:
つらい。で、おもしろくない。

──:
たしかに。動きをくり返しますから。

タナカ:
景色も変わらない、これは自分に合ってないのですぐにやめようと思いました。
ただ、ジムに入会したばかりだったので、しばらく会員でいなくちゃならなかったんです。そのジム、できたばかりで会員が少なかった。きれいだったし、風呂もありました。その施設に行くこと自体は気分がよかった。だから、筋トレはしないけど、昼間っからお風呂入りにだけ行ってました。そこで、なんとなく壁を見たら‥‥。

──:
壁を見たら。


タナカ:
ドアがありました。「あれ? ドアがある」よく見たら英語で「sauna」と書いてありました。

──:
おお、ここでサウナ登場!

タナカ:
当時、サウナに対してもつらいイメージがありました。私はとにかく我慢やつらいことが苦手なので、サウナも嫌でした。しかし、できたてのジムの昼間の風呂には人がいない。ドアを開けて入ってみました。木のいい香りがしました。「気持ちいい~」とじっくり座ってたら、汗が出てきた。「火照ってきたな~」と思って出たら、目の前に水風呂がありました。水風呂も当然入ったことはありません。

──:
水風呂もつらいですよね。

タナカ:
そう、つらいのは嫌でした。でも火照りが取れないので、足だけつけてみることにしました。すると、クールダウンしていい感じでした。そのまま足を水につけっぱなしにしていると寒くなってきました。「またちょっと暖を取りたいな。香りもよかったし、またサウナ室に行こうかな」

──:
はい、はい。


タナカ:
「ああ~落ち着く、気持ちいい‥‥また汗かいて火照ってきたから、水に足をつけに行こうかな」

──:
そのようにして、温寒をくり返す方法を会得なさったのでしょうか。当時は、いまのサウナブームの「3セット」のように言われている方式は‥‥?


タナカ:
たぶんなかったと思います。ぼくは、サウナはクールダウンするものだとも思っていませんでした。当時、サウナといえば「汗かいてビール飲む」のイメージでしたから。
独自の足水をくり返しているうちに慣れてきて、ある日、「腰あたりまでなら水に入れるかも」と思いました。子どもの頃、銭湯で肩まで水風呂に浸かってるおじいちゃんがいたので、やってみたくなったのです。

──:
水風呂にゆっくり入っている人、あこがれでしたよね。

タナカ:
あんなふうにやってみたい。「サウナ室で皮膚をすごく熱したら意外といけるかも」と思いました。できたてのジムの昼のサウナ室にはまだ、誰もいませんでした。水風呂にビビる姿は誰の目にも入りません。「今日は腰までいこ‥‥寒っ!」と思いながらつかると、体が火照っているので「あのおじいちゃんのように肩までいけるかも」と思えました。そして肩までつかり、おじいちゃんのようにじっとしてたら、今度はあったかくなってきました。水風呂なのに冷たくないんです。

──:
水に肩まで浸かってジッとしていると、むしろポカポカしますよね。

タナカ:
そう、ポカポカする。「いける」と思いました。でもやっぱりずっと水にいたら冷えます。たまたま横はサウナ室(笑)なので、暖を取って「いい香り~」‥‥をくり返してたら、さらに気持ちよくなってきたんですよ。

──:
ああ、それが『サ道
のはじまりですね。

タナカ:
いやいや、そこですぐに「サウナ、いい!」につながらなかったんです。
「この気持ちよさは、さっき食べたシチューのスパイスがすごく効いて、その作用でハイになり、トランスしたような気になってるのかな?」と思いました。スパイスって、血が巡るでしょう。その日、昼ごはんで食べたシチューの店は人気店でした。「さっきのスパイスが体を駆けめぐったんだなぁ」「はっはぁ、みんな黙ってるけど、これを目当てにあのシチュー、食べてたんだなぁ」と思い込みました。

──:
だから人気店なんだ、と。

タナカ:
「あのシチューに何が入ってたんだろう、知りたいなぁ」なんて思って、翌日はシチューを食べずに風呂に行きました。ところが、シチューを食べなくても同じことが起こったんですよ。「もしかして、シチューのせいではないんだな」

──:
「このトランスは、サウナによるものだ」


タナカ:
「ビール飲んでたおじさんたち、これをやってるんか!」とサウナ室で、ひとり叫びました。

──:
そのときの世界に、サウナの「ノウハウ本」はあったのでしょうか。


タナカ:
なかったです。だから、すぐにインターネットで検索しました。「サウナ 気持ちいい」などと打ってみると、たくさんの検索結果が出てきましたが、どれも出会いたい情報ではありませんでした。体験したのはただの「気持ちいい」ではなく、ブワーンとトランスしたんです。「サウナ 意識」なども入れてみましたが、出てこない。

──:
うーん‥‥いまやかなり話題なのに、そんな時代があったんですね。

タナカ:
しかし、検索しているうちに「近いな」と思ったものがふたつありました。それはランナーズハイとクライマーズハイでした。なかでも登山はかなり近いと感じました。

──:
クライマーズハイ。登山にそんな気持ちの高まりがあるんですね。


タナカ:
いろいろ調べているうちに「山はなぜ人を惹きつけるのか」というようなタイトルのブログが出てきました。「山に登ったら汗をかく。森の中や滝のそばで休む。また歩いて汗をかく。これをくり返していると、脳から快感物質が出てくる」「この感覚欲しさに、脳はまたぼくらを山に登らせるんだ」というようなことが、そのブログにはありました。

──:
それはかなりサウナに似てますね。

タナカ:
似てます。自分が感じていることは、登山に近いのかなと思いました。サウナにも脳内物質が関係してそうだ。そこからいろいろ掘りはじめたのです。


カツキさんの大ヒット作『サ道』につながる話が出たところで、第1問の実話クイズです。
タナカカツキさんは、1日のうちで「すごく気持ちいい、おいしい時間」と感じているひとときがあります。それは次のうちどれでしょう。

A
眠りにつく瞬間
B
サウナでおしゃべりしているとき
C
夜中の散歩
D
日の出タイム

(タナカカツキさんの実話クイズ、来週につづきます!
タナカカツキさんの実話クイズ
その1
タナカカツキさんは、1日のうちで「すごく気持ちいい、おいしい時間」と感じているひとときがあります。それは次のうちどれでしょう。

A
眠りにつく瞬間
B
サウナおしゃべりしているとき
C
夜中の散歩
D
日の出タイム

正解の方の中から抽選で1名さまに「ほぼ日通信WEEKLY特製おべんと包みハンカチ」をプレゼントいたします。

回答〆切:2025年5月12日(月)23:59
応募はこちらから
※ボタンをクリックすると株式会社ほぼ日で作成したgoogleフォームにジャンプします。当選された方にはほぼ日からメールでご連絡します。当選者の発表、落選のご連絡はいたしません。また、お届け先は日本国内のみとなります。

▲「特製おべんと包みハンカチ」は、こんな感じの大判ハンカチです。右下にほぼ日通信WEEKLYのロゴが小さく入っています。
今週の一枚
やぁ、カワイコちゃん。

だいさん
ゆずさん
おだんごさん


ポーズを決める、きょうだい。見ているような、見ないことにしているような、きょうだい。

だいさんのドコノコブック
ゆずさんのドコノコブック
おだんごさんのドコノコブック

最近の「今日のダーリン」をご紹介
糸井重里が毎日書くほぼ日目次ページのエッセイです。
新潟で買ってきたばかりの「笹団子」を食べてね。わーお、これはすげぇものだと感心しちゃったんですよ。

だってね、まずは、いくつもの「笹団子」が、ぜんぶ「すげ(菅という植物)」の糸で結んであってね。ひとつ食べるなら、その糸をほどいて一個とるわけです。
で、そのひとつは、これまた「すげ」の糸で、ぐるぐる巻きになっているので、ほどいていきます。だれかが、これを巻いたからぐるぐる巻きになっている、ということにあらためて気づきます。こんな植物の糸をぐるぐる巻くような専用の機械が、新潟のどこかの工場にはあるのだろうか? いや、そんなマシン、ないんじゃないかなぁ。だとしたら、これ人が巻いているのかなぁ、とかね。
そのあとは、団子を包んでいる笹の葉をむいていきます。外側の一枚二枚くらいはわりと簡単にむけます。でも、団子に直についている笹の葉は、やっぱりくっつき方も強いんですよ。だから、最後の一枚は笹を細く裂くようにむいていく。バナナの皮を細くむいていくような感じで。しかし、この笹の葉も、機械か人の手かのどっちかが、なかに団子を入れて巻いたんだよな。
いよいよつるんとした団子が姿をあらわすのですが、この団子が「よもぎ」を練り込んだ「草団子」だということを思い出すことになります。白い団子よりも「草団子」のほうが手がかかってます。食べるほうは、「ああそうか」というくらいのことですが、つくり手は、「よもぎ」をわざわざ練り込んでいるんです。
そして、さらにひと口食べたら「こしあん」が出てくるよ。あんこについては、ちょっと本気なぼくが言うのだけれど、この「笹団子」の「こしあん」は、ものすごくほどよい。甘さといい、とろみ、まろやかさ、すべてがいい感じです。この品質のあんこをつくるだけでも、大変ですよ。
ぼくなんかは、もう、すげの糸をほどいて、笹をむいて、ふた口くらいで食べちゃうのですが、こんなにきまじめに人の手を「笹団子」にかけて、はたしてちゃんと儲かっているのだろうかなどと、余計なことまで考えてしまいます。機械ってものがふまじめということじゃないけど、人の手が惜しみなくかかっているのって感動しますよね。 

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
全国のこういう手仕事が、しっかり残されていくといいなぁ。



──2025年4月28日の「今日のダーリン」より
糸井重里の
ひとことあとがき
なにかを見て、「ああ、これ、だれかがつくったからここにあるんだ」と思うと、気が遠くなるような「ありがたさ」を感じます。新幹線に乗っているとき、ふと、「この下には線路がずうっと敷かれているんだ」と思ったら、うわぁっとなりませんか? まぁ、いちいち感じてたら頭がおかしくなっちゃうんでしょうけどね。だけど、思考のゲームとしてでも、たまにはいいんじゃないかと。
人への「思いやり」というのを、拡張したり応用したりすると、歴史への敬意とかにもつながりますよね。笹団子のことから、わーっと大きく広がりました。
(糸井重里)

今日の「今日のダーリン」もぜひごらんください。
※糸井重里の「今日のダーリン」は、ほぼ日刊イトイ新聞で毎日更新しています。
いまのほぼ日
おすすめのコンテンツを紹介します。
いまのほぼ日、どうなってる?
読み逃したら、もったいない。
岸田さんの道を糸井は見ています。
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』などの著作で知られる作家、岸田奈美さんは、SNSの活動などでも多くの注目を集めています。糸井重里はこれまで岸田さんと何度もお会いする機会があり、その都度おもしろい対話を重ねてきましたが、なんとふたりきりの「対談」はこれがはじめて。期待どおり読み応えあるコンテンツとなりました。岸田さんの経験の豊富さ、するどさ、やさしさ、そして岸田さんの足取りを見る糸井のあたたかい視線と大胆な指摘に、やりとりを読むこちらも「憶えておきたい!」という名言続出。本日最終回。
ツチキリさんと伊藤さん。
キッチンツールが好きな私(菅野)が憧れる土切敬子さんと、カロリーメイツ活動時代から「顧問」とお慕いする伊藤まさこさんの対話が、おもしろくないわけがない! と開いたらやっぱりごちそう級のコンテンツ。にこやかでありながら本音でしか話さず、さらに互いの尊敬が感じられ、読んでいるこちらはおふたりセットでさらにリスペクトがあがるしくみとなっております。ビジネスの考え方も勉強になるし、誰がなんと言おうと「こうだったら、こうすればいいんじゃないかしら?」とすぐに体勢を変えていく、おふたりとも切り替えの早さがすごい。
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プレゼント申込〆切:2025年5月12日(月)23:59

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※ボタンをクリックすると株式会社ほぼ日で作成したgoogleフォームにジャンプします。当選された方にはほぼ日からメールでご連絡します。当選者の発表、落選のご連絡はいたしません。
※当選のお知らせメールでお送りするフォームにプレゼントのお届け先をご登録ください。お届け先は日本国内のみとなります。なお、お届け先のご登録には期限があります。期限を過ぎると当選は無効となりますので、当選メールの読み落としにどうぞご注意ください。
今週のおたより
みなさま、ゴールデンウィークもメールをありがとうございます。先週の活け花編にたくさんメールをいただきました。


活け花のレポート、びっくりしました。同じ花と花瓶が、あんなに変わるなんて。2回目チャレンジされたみなさんの花がすぐ変わっていて、あんなに簡単にコツをつかめるものかと。とっても芸術的な活け花になっていて、自分の発想にはない感じ。私の花瓶挿しは、まさにみなさんの最初の状態です。私も教えてほしい。「ほぼ日の學校」で公開されるのが楽しみです!
(ぴょん)


私もお花を活けたいと思ってました。習ったことがないのでいつもイマイチで悲しかった。我が家の、何本も入らない花瓶と口が広くてパタパタ倒れる花瓶と大きな花柄の花瓶の対策がうっすらわかった気がします! セットになった花じゃなくバラバラに花を買う勇気が湧いてきました。
(もりん)


生け花ではなくて、花いけ。昭和生まれには斬新な響きがありました。そして、みなさんのお花がとても素敵です! お花を買って生けてみようかな。
(f)



ちょっとしたコツを教えてもらっただけで、お花の姿が見違えるようになりましたね。みなさんの習得の早さに驚きました。私は10年間ほどフラワーアレンジメントを勉強していましたが、インストラクターの資格を取得した時点でやめました。いまはたまに職場でお花を活けたり、友人や知り合いにお花を贈るときに制作したり、自宅で楽しんでいます。お花を活けるときにいまでも大事にしていることは「お花の声を聞く」ということです。お花を活けていると、お花のほうから「その位置じゃないよ」とか「ここでいいよ」と言われているような気がするのです。
(ひかり)

先週のレポートでお伝えしたとおり、先生のアドバイスをもらってすぐに2度目のチャレンジをしました。自分たちもあんなに変わるとは思っていなかったので、驚きました。豊かな経験をもっている方の「少しのアドバイス」が、初心者の心の水面に放たれる石のように波紋を描いた、というかんじがします。いまもその波紋は波を立てつづけていて、お花を家で楽しんでいます。


活け花教室、新鮮でした。的確なアドバイスを得て、意図して活けると全然違ってくるのですね。高校生の方々の指摘が、びっくりするほどしっかりしていますね。私も意識してやってみたいです。今年も「
メールするからメールしてね」と5月のWEEKLLYを楽しみにしています。もうゴールデンウィークなんですね、早いなあ。
(k)


祖母の友人の生花教室(池坊)に通っていました。といっても数年程ですので、いまでも覚えているのは「真、副、体」(しん、そえ、たい)の3つの役枝で作りあげる、ということだけで、ほぼ自己流で生花やってます。アシンメトリーでバランス良く! ってな感じでアバウト生花です。滅多にお花を買わないので、小さな我が庭の草花でまかなってます。花が少ない時期は2、3種類の葉っぱをお気に入りの小さな一輪挿しに生けます。その場が和みます。
先生のちょっとしたアドバイスはとても参考になりました。生けてる時間も生けたお花を愛でるときもたくさん癒しのオーラが出ていいですよね。           
(ぷ~。)



先生が男子高校生、というのがいいですね。型どおりとか、約束ごととかからは一線を画していこうとする姿勢が感じられました。自然の中に咲いている花の美しさは格別ですが、それを切って家に持ち込んだら、そこからは自分の心の表現がはじまっている。どう生けるか、は心の表れですね。庭の花を切ってトイレに飾るくらいですが、花のない生活は考えられません。連休前によい企画を見せていただきました。
次号の「生活がキラキラして」きて「午前は眠くなる」実話クイズも楽しみにしています。
(福笑い

私も庭の草花を切り花にして、家のなかで楽しむ毎日を送りたいです。草場妙子さんのメイクの実話クイズでも思いましたが、自分の身や自分の暮らしにかける時間は大事ですね。さて、タナカカツキさんの実話クイズ、はじまりました。まだもちろん序盤です。
私がほぼ日に入ってしばらく経ったとき、糸井重里から「岡本太郎のコンテンツ、やってみない?」と声をかけてもらいました。それまで私は社内でTAROファンを公言していたのですが、新人だけに一歩踏み出せない日々をすごしていたところ、ポンと肩を押してもらった格好でした。そうして最初にインタビューしたのが、もちろんパートナーの岡本敏子さん、そしてみうらじゅんさん、田島貴男さん、タナカカツキさんでした。みなさんの心の礎に岡本太郎があるんだ、と思うだけですぐに親しくさせていただくことができ、そのとき出会った「TAROの遺伝子」さんたちとの縁を、私はとても感じています。感じています‥‥と言いながら、あっというまに時間が経ってしまいました。21年前のインタビュー以降、カツキさんの活動を熱く見てきたファンのひとりなのですが、お会いできないままでいたのです。そんな背中をまた、このメルマガの実話クイズに「そうだ、次のゲストはカツキさんに!」と背中を押してもらえました。ここから数週、タナカカツキさんのインタビューをたっぷりお届けします。心して、内容をまとめてまいります。ゴールデンウィーク明けの今日(ゴールデンウィーク中に私はサウナに行ってきました)、カツキさんのように体を見つめつつ、しっかり進んでまいりましょう。ではまた来週、水曜にお目にかかります。(ほぼ日 菅野綾子)

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